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ヒメゴト~十九歳の制服~のあらすじ
由樹はけっこう美人なのに、口調・格好・仕草も完全に男。
おまけに「ユキ」という名前なのに、キャラに似合わないからという理由で、友人の祥から「ヨシキ」と名づけられ、大学1年の今まで通された。
しかし、由樹はそれをよく思っていない。
自分が男っぽいのは、性質としか言いようがない。
が、少しずつ自分らしさが分からなくなった。
だから、大学は自分を知る人のいないところに行って、今の素直な自分を出そうと思った。
だが、中学・高校と同じ祥が大学にまでついてきたせいで、決別しようとしていた「ヨシキ」がまたついてきた。
また、男として扱われるの?
由樹には、秘め事がある。
自分の部屋で高校の制服を着て、自分を慰めること。
人前で着られないスカートを自分の部屋で着ることで素直に女の子になれる。
このスカートは、よりどころなのだ。
未果子は天然で、人の悪口をさらりとかわす。
男が苦手で門限付き。
童顔でかわいらしい彼女にも、秘め事がある。
年齢を15歳と偽り、セーラー服を着て、体を売っていること。
いつまで続けられるかわからないと思いながら、売り続けている。
カイトはキレイな顔をしていて、雑誌にも載ったことがあるほど。
年上の彼女もきちんといる。
そんなカイトにも、秘め事が。
女装癖。
未果子にあこがれていて、彼女と同じ格好をするのが『女の子』という集団に属するためのユニフォーム。
祥は、由樹を『親友』として独占したがっている。
由樹が女になりたいと望むことで、4人の心が微妙に次第に大きく動き始める。
ヒメゴト~十九歳の制服~の登場人物
由樹
ヨシキでありユキである、男装の麗人。けっこう美人なのに、全く飾らない。
実果子
天然なお嬢様を演じている。しかし、心には深い闇が棲みついていて、痛々しい。
カイト
チャラく見えるかも知れないが、モテ男。女装癖という誰にも言えない秘密がある。
祥
由樹とは中学時代からのつきあい。由樹を女として扱わず、男として扱おうとする。
ヒメゴト~十九歳の制服~の感想
最初読んでいて、なんと痛々しい4人だと思いました。
それぞれ隠しながら抱えながら生きているものが重いんですね。
最初、その重さに圧倒されました。
それと同時に、痛々しいとも思ったんです。
囚われすぎて、苦しみすぎているのが見えるから。
誰かに導いてもらわないと抜け出すことができない迷路に囚われている感じ。
中でも一番救い上げて欲しいのは、実果子。
表と裏の顔の違いが凄まじい。
何も愛せていないんだろうなと感じました。
まあ、由樹が主役です。
男っぽかった彼女がどうやって女の子になっていくのか、変化と共に周りと自分とどう向き合うのか。
最初はその設定にびっくりするかも知れないですが、読めば読むほど考えさせられる漫画です。
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